今日は観音さまの日

 はじめまして。

 今日18日は、いつもわたしを守ってくださる観音さまのご縁日ですので、今日からブログを始めたいと思いたち、さっそく書き込みしています。

 

 わたしは、学生の頃からなぜかやたらと仏教、特に密教の世界に惹かれて、16歳の頃には、独りよがりながらも仏教修行の道に入りました。 

 以来、今にいたるまでその信仰と修行は続けておりますが、数年前、ちょうど男の大厄といわれる42歳の年にとても大きな転機があり、自分の生き方を見直さざるを得なくなりました。

 大厄なんて昔の言い伝えと軽くみていましたが、わたしには本当に当たりました。たしか、西洋占星術の大家 鏡リュウジ先生もホロスコープからみて大厄とされている時期は注意すべきと警告されていました。やっぱり、昔からの言い伝えって大事かもです。

 

 突然、襲いかかってきた大きな苦難に、これまでの信仰も学びもすべて吹っ飛び、茫然自失とはまさにこのことと、本気で自殺を思いつめる日々でした。

 

 そんな中、「捨てる神あれば、拾う神あり」とはまさにこのこと、弘法大師さま、観音さま、尊天さま、そして、般若心経読誦行の大家 小原弘万師の霊的導きを得て、ようやく生きる力を取り戻しつつある現状です。

 

 仏道修行をしていながら、このような苦境に吞みこまれてしまったことは、自分自身への甘さや過信、現実をナメていた油断があったものと思っています。

 

 一度は仏道を捨てた身ですが、新たな命をいただいた者として、わたしをも含めて、苦しむ人の杖となるような響きを発信してゆけたらと思います。